KUSUYOコンサート「風のように花のように」追記 ジャズピアニスト石川武司氏とベーゼンドルファー
2012年 05月 24日
ベーゼンドルファーというピアノをご存知だろうか?スタンウェイと人気を二分する名門のピアノで有名であるが、サントリーホールには、日本に数十台しかないと言われている希少なピアノがある。
ベーゼンドルファーは(オーストラリア)1827年創業 (※最近は経営難に陥り、現在はヤマハの子会社になったという)創業以来そのこだわりと歴史はものすごい。
今回 サントリーホールで行われたKUSUYOコンサートにおける伴奏者 石川武司氏は、サントリーホールにある2台のピアノの内、スタンウェイではなく、このベーゼンドルファーを選んだ。
ピアノ最大の音域97鍵盤を持つ 「インペリアル290」という最高のフルコンサートピアノだ。
一部のピアニストからは「中低音の響きは豊かだが、高音とのバランスを考えて弾かなければならず、弾きこなすのが難しいピアノだ」と言われている。以前は、拡張域の鍵の部分に蓋を付けることで、一般の曲の演奏時に誤打を防いでいたが、現行品では白鍵も黒くすることで区別している。
音色は至福の音色と呼ばれる。ベーゼンドルファーのピアノは1年以上の月日をかけて全工程を手作業で作られている。
創業以来今日に至るまでの総生産台数がヤマハの100分の1、スタインウェイの10分の1にあたる約48000台にとどまり、価格もヤマハのフルコンサートの5倍と大変高価。
最高の素材と「音楽の都ウィーン」で育まれたベーゼンドルファー独自の哲学によって作られるベーゼンドルファーピアノ。
「人の心を動かす」ピアノづくりのためのベーゼンドルファーの努力と哲学こそ、ベーゼンドルファーが最も大切にしている財産なのだそうだ。
今回の「風のように花のように」のKUSUYOコンサートの一流の風はここにもあった。
コンサートが終わり石川氏にコンタクトを取らせていただいとところ、「ベーゼン・・最高でした」と短めのコメント。 く~男らし~!しびれる~。
サントリーホールで石川氏の演奏を聞いた人は、KUSUYOの歌声とともに、石川武司氏のピアノ演奏の美しさにも「おっと!!!」と思ったに違いない。
すごいスケジュールでほぼ毎日演奏している石川氏にとっても、ピアノの違いを楽しんでおられたようにもお見受けした。見事な演奏がいまも耳に心に残っている。
いつもは、石川氏の演奏は「母冴月の詩」や、「夢浪漫」のCDで聞かせていただいている。
KUSUYOのCD案内はコチラ
「夢浪漫」のCDは抒情歌が沢山収録されたKUSUYOの最新アルバムであるが、これがまた、どれもこれもイントロから素敵なのである。
ムードがあって、ジャズっぽいのやらボサノバっぽいのまで、日本の抒情歌が変幻自在。聞きなれたあの歌この歌が石川武司氏のアレンジで、別の歌のように生き生きとよみがえっているのである。
ジャズピアニスト 石川武司氏のブログはコチラKUSUYOとの息もピッタリ。みごとなコラボレーション。是非またお二人のペアでのコンサートを期待したい。
ベーゼンドルファーは(オーストラリア)1827年創業 (※最近は経営難に陥り、現在はヤマハの子会社になったという)創業以来そのこだわりと歴史はものすごい。
今回 サントリーホールで行われたKUSUYOコンサートにおける伴奏者 石川武司氏は、サントリーホールにある2台のピアノの内、スタンウェイではなく、このベーゼンドルファーを選んだ。
ピアノ最大の音域97鍵盤を持つ 「インペリアル290」という最高のフルコンサートピアノだ。
一部のピアニストからは「中低音の響きは豊かだが、高音とのバランスを考えて弾かなければならず、弾きこなすのが難しいピアノだ」と言われている。以前は、拡張域の鍵の部分に蓋を付けることで、一般の曲の演奏時に誤打を防いでいたが、現行品では白鍵も黒くすることで区別している。
音色は至福の音色と呼ばれる。ベーゼンドルファーのピアノは1年以上の月日をかけて全工程を手作業で作られている。
創業以来今日に至るまでの総生産台数がヤマハの100分の1、スタインウェイの10分の1にあたる約48000台にとどまり、価格もヤマハのフルコンサートの5倍と大変高価。
最高の素材と「音楽の都ウィーン」で育まれたベーゼンドルファー独自の哲学によって作られるベーゼンドルファーピアノ。
「人の心を動かす」ピアノづくりのためのベーゼンドルファーの努力と哲学こそ、ベーゼンドルファーが最も大切にしている財産なのだそうだ。
今回の「風のように花のように」のKUSUYOコンサートの一流の風はここにもあった。
コンサートが終わり石川氏にコンタクトを取らせていただいとところ、「ベーゼン・・最高でした」と短めのコメント。 く~男らし~!しびれる~。
サントリーホールで石川氏の演奏を聞いた人は、KUSUYOの歌声とともに、石川武司氏のピアノ演奏の美しさにも「おっと!!!」と思ったに違いない。
すごいスケジュールでほぼ毎日演奏している石川氏にとっても、ピアノの違いを楽しんでおられたようにもお見受けした。見事な演奏がいまも耳に心に残っている。
いつもは、石川氏の演奏は「母冴月の詩」や、「夢浪漫」のCDで聞かせていただいている。
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「夢浪漫」のCDは抒情歌が沢山収録されたKUSUYOの最新アルバムであるが、これがまた、どれもこれもイントロから素敵なのである。
ムードがあって、ジャズっぽいのやらボサノバっぽいのまで、日本の抒情歌が変幻自在。聞きなれたあの歌この歌が石川武司氏のアレンジで、別の歌のように生き生きとよみがえっているのである。
ジャズピアニスト 石川武司氏のブログはコチラKUSUYOとの息もピッタリ。みごとなコラボレーション。是非またお二人のペアでのコンサートを期待したい。
by h-s-miyazaki
| 2012-05-24 18:47
| Kusuyoコンサート