美人になる為の心得     1、「自分を磨く」        2、「身近な人を喜ばす」   3、「夢を楽しく想像する」


by h-s-miyazaki
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

<   2012年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧

ベーゼンドルファーというピアノをご存知だろうか?スタンウェイと人気を二分する名門のピアノで有名であるが、サントリーホールには、日本に数十台しかないと言われている希少なピアノがある。

ベーゼンドルファーは(オーストラリア)1827年創業 (※最近は経営難に陥り、現在はヤマハの子会社になったという)創業以来そのこだわりと歴史はものすごい。

今回 サントリーホールで行われたKUSUYOコンサートにおける伴奏者 石川武司氏は、サントリーホールにある2台のピアノの内、スタンウェイではなく、このベーゼンドルファーを選んだ。
ピアノ最大の音域97鍵盤を持つ 「インペリアル290」という最高のフルコンサートピアノだ。
b0223263_1831483.jpg


一部のピアニストからは「中低音の響きは豊かだが、高音とのバランスを考えて弾かなければならず、弾きこなすのが難しいピアノだ」と言われている。以前は、拡張域の鍵の部分に蓋を付けることで、一般の曲の演奏時に誤打を防いでいたが、現行品では白鍵も黒くすることで区別している。

b0223263_18325545.jpg

音色は至福の音色と呼ばれる。ベーゼンドルファーのピアノは1年以上の月日をかけて全工程を手作業で作られている。
創業以来今日に至るまでの総生産台数がヤマハの100分の1、スタインウェイの10分の1にあたる約48000台にとどまり、価格もヤマハのフルコンサートの5倍と大変高価。

最高の素材と「音楽の都ウィーン」で育まれたベーゼンドルファー独自の哲学によって作られるベーゼンドルファーピアノ。
「人の心を動かす」ピアノづくりのためのベーゼンドルファーの努力と哲学こそ、ベーゼンドルファーが最も大切にしている財産なのだそうだ。
今回の「風のように花のように」のKUSUYOコンサートの一流の風はここにもあった。

コンサートが終わり石川氏にコンタクトを取らせていただいとところ、「ベーゼン・・最高でした」と短めのコメント。  く~男らし~!しびれる~。

サントリーホールで石川氏の演奏を聞いた人は、KUSUYOの歌声とともに、石川武司氏のピアノ演奏の美しさにも「おっと!!!」と思ったに違いない。
すごいスケジュールでほぼ毎日演奏している石川氏にとっても、ピアノの違いを楽しんでおられたようにもお見受けした。見事な演奏がいまも耳に心に残っている。

いつもは、石川氏の演奏は「母冴月の詩」や、「夢浪漫」のCDで聞かせていただいている。
b0223263_18374685.jpg


KUSUYOのCD案内はコチラ

「夢浪漫」のCDは抒情歌が沢山収録されたKUSUYOの最新アルバムであるが、これがまた、どれもこれもイントロから素敵なのである。
ムードがあって、ジャズっぽいのやらボサノバっぽいのまで、日本の抒情歌が変幻自在。聞きなれたあの歌この歌が石川武司氏のアレンジで、別の歌のように生き生きとよみがえっているのである。
ジャズピアニスト 石川武司氏のブログはコチラKUSUYOとの息もピッタリ。みごとなコラボレーション。是非またお二人のペアでのコンサートを期待したい。
[PR]
by h-s-miyazaki | 2012-05-24 18:47 | Kusuyoコンサート
西陣を纏う歌姫  KUSUYOが奏でる 詩人鈴木信夫の世界

鈴木信夫さんは、昨年5月に40才の若さで亡くなった詩人である。
広島のあるコンサートで、信夫さんの詩に出会い、感動したKUSUYOさんが、信夫さんの詩に曲をつけて「あなた深呼吸」というCDを発売したのは昨年秋だった。
はじめて信夫さんの詩にふれたのは、このCDを聞いたときである。
b0223263_1313494.jpg

KUSUYOのCD案内はコチラ

今回のコンサートの前半は信夫さんの作詞のうたにまとめた。途中、生前の信夫さんのビデオレターや、紹介、元NHKのアナウンサーだった山田氏のドラマチックな朗読があり、歌だけでなく変化に富んだ特殊なステージであった。

司会も朗読も、またピアノの石川氏の生演奏も、すべて一流のプロ魂をもった方々ばかり。聞いていた観客の男も女も溢れる涙を止めることはできなかった。

愛、感謝、そして「ごめんね」に込められた切ない思い。筋ジストロフィーの病魔を受け入れながら綴った信夫さんの詩。
込められたメッセージを損なうことなく、KUSUYOさんの、静かで語るような歌声にのせて、観客の心に届けられた。
後半のKUSUYOさんおなじみの曲でも・・・「鶴」や、「防人の詩」には多くの方が感銘し涙していた。

注目の衣装は、この日のために、京都の服飾デザイナーの金森瞭子さんが、最高級の西陣の帯をふんだんに使って、提供くださったのだという。

KUSUYOさんは3着の衣装を着て見せてくれた。「ありがとう ごめんね」という信夫さんの代表作とも言える作詞の詩の時には、真っ白なレースのドレスをこの1曲のためにだけに着替えて登場した。

その白いドレスは西陣ではないが、金森瞭子さんが曲のイメージと、信夫さんの詩に込められた思いに敬意を表し、肩を隠し、ウエストラインをしぼり過ぎないフォルムにこだわり、デザインされたものだったという。

白いレースの下には、薄い墨色の生地を配し、透けている部分から効果的に陰影を付けたのだそう。それによりウェディングとは違う微妙な白を演出。言われなければまったく気がつかないプロのさりげない見せ方だ。

花嫁衣装のような純白とは全くちがう。亡き偉人への追悼の意と、聖母のような高貴な印象に満ちた気品を醸し出していたのは、この金森瞭子さんの白いドレスの力が大いにあったと思う。

ますます作品作りに力が入っている金森瞭子さんの衣装は、KUSUYOファンにとっての楽しみのひとつになってきている。

帯をやたらに切らずに、ほぼ帯の状態で、つまんでぬったり、折りたたんだりするという、金森瞭子さんの独自の構造はまるで折り紙のような特徴がある。

着れば立体、たためば平面。この不思議な構造こそ、日本人の誇る和服の構造そのもの。日本人の根源にある文化を生かした、とてつもない画期的な現代の衣装なのである。

今回は残念なことに、ほとんど衣装についての説明がステージでなかった。金森瞭子さんの衣装の大ファンである私が、コンサート後に取材した内容をここに記させていただく。

金森瞭子さんの作品は工房兼ブティックになっているお店で制作されている。  コチラ↓ ↓

「モードギャラリー リヨン」
京都市左京区岩倉忠在地町1290-2 (岩倉駅至近)TEL075ー702ー1101

店を訪れると、店内で作品を垣間見させていただけるはず。シルエットの美しい既製服も沢山店内にある。ご主人の金森史郎さんのつくるオーダー紳士服も一流の仕立てと評判の店だ。


京都方面に行ったら是非立ち寄りたいお店である。店内にはKUSUYOさんのCDがいつも流れている。 

翌日は金森瞭子さん御一行様と後援会長の森村さんとともに、銀座「うかい亭」へ。
b0223263_214521.jpg


一流のインテリア、一流の接客、一流のお料理を堪能させていただいた。お料理をのせる器は、ほとんどがマイセン!バカラ! グラスはリーデル!一流の演出に味も一段と引き立つ。

むりやり例えると、美味しいお料理がKUSUYOさんの歌ならば、高級な食器こそが金森瞭子さんの衣装である。お互いに引き立て合って、至福のひとときを与えてくれる。

森村氏のお言葉に「一流に触れることが大事やで!」KUSUYOさんの友人であり、ファンであり、さりげなくかけて下さるその言葉に、KUSUYOさんへの真の応援メッセージが込められている。

KUSUYOさんの周囲には素敵な人が沢山存在している。いつもそのことに感謝しているKUSUYOさんが素晴らしいと思う。
今回のコンサートでKUSUYOファンが信夫ファンにもなってしまった方が大勢いるはず。
         KUSUYOさん  素晴らしいコンサートをありがとう

b0223263_22427.jpg


次回KUSUYOの大きなリサイタルは7月7日京都にて行われる。詳しいライブスケジュールはコチラ
[PR]
by h-s-miyazaki | 2012-05-19 23:38 | Kusuyoコンサート